KHAKI AVIATION QNE

KHAKI AVIATION QNE

パイロット専用機能「気圧高度変換」搭載のプロ仕様ウォッチ。
ミリタリーのスピリットが息づく、ヴィンテージ・スタイルで登場。

1919年に米国初の定期航空郵便の公式時計に採用されて以来、第二次世界大戦時には米軍パイロットに軍用時計を支給、近年ではロシア空軍をはじめとする世界の軍の飛行隊を支援するなど、ハミルトンは約1世紀に渡って航空界と共に歩んできました。パイロットやミリタリーのスピリットが息づくオーセンティックなデザインと、パイロットのために開発された専門機能。2013年のバーゼルコレクションでは、パイロット専用機能搭載モデルの最新作として「気圧高度変換機能」を搭載したカーキ アビエーション QNEが登場します。
航空機は、山や他の航空機などと衝突することなく安全に航行するために、決められた高度で飛行しなければなりません。しかし、航空機の気圧高度計が示す値は、場所や時間を含む大気の環境変化の影響を受けやすいため、パイロットは気圧高度変換表を用いて気圧高度計の調整を行う必要があります。カーキ アビエーションQNEは、この気圧高度変換のスケールをインナーベゼルに装備。パイロットの頼れる計器として、航行をアシストします。また、シースルーバックの裏蓋には、パイロットが管制塔との交信や聞き取りが難しい発音の固有名詞、業務略号などを正確に伝えるために使われる「フェネティック(表音)コード*」が刻印されています。
航空専門機能に加えて、ヴィンテージテイストの文字盤やストラップ、計器をイメージしたスモールセコンドなど、アビエーターの心を掻き立てるデザインも魅力です。文字盤は、クラシックなアイボリーとブラックをラインナップ。ストラップは、ヴィンテージ加工で経年変化した風合いを再現したブラックカーフストラップと、重厚感のあるステンレススチールブレスレットから選ぶことができます。

高度の設定

パイロットは、離陸、巡航中、着陸など状況に応じて、飛行空域の規定に基づいた以下3つのセッティング方式で飛行機の気圧高度計の設定(飛行機の気圧高度計の基準[指示高度が0ftにあるときの外気圧])を行わなければなりません。※セッティング方式の規定は飛行空域(国)によって異なります。

QNEセッティング :
例えば、日本で平均海抜14,000ft以上を飛行する場合

標準大気 1013.25hPa (29.92 In/Hg)

QNHセッティング :
例えば、日本で離着陸など平均海抜14,000ft未満を飛行する場合

飛行場地点の実際の気圧

QFEセッティング

飛行場地点における実際の気圧を、標準大気表を使って標高0メートル気圧と仮定する



KHAKI AVIATION QNE
カーキ アビエーション QNE

機械式自動巻:ETA 2895/ステンレススチールケース/ケース径42mm/
サファイアクリスタル(反射防止加工)/5気圧防水/気圧高度変換機能

H76655723(アイボリーダイヤル・ブラックカーフストラップ)
予価:115,500円(税抜:110,000円)
H76655133(ブラックダイヤル・ステンレススチールブレス)
予価:124,950円(税抜:119,000円)
※2013年10月発売予定

気圧高度換算機能 使用方法

例)
前方に標高7,800ftの山がある上空を高度8,000ft(高度計の表示)で飛行中の場合、単純に計算すると、そのまま飛行すれば山の200ft上空を通過することになります。一方、地上の管制塔からはQNHが995hPa と伝えられています。誤差一覧表によると、高度計に表示されている値から500ftを差し引く計算になり、この例では7500ftという高度が得られます。その結果、前方の山に激突しないためには、さらに高度を上げる必要があることが分かります。
注意:高度計の表示は気温によっても変化しますが、 上記の計算にはその誤差は含まれていません。

フェネティックコード

例:“QNE”は、「ケベックのQ、ノベンバーのN、エコーのE」と説明する。
A – Alfa, B – Bravo, C – Charlie, D – Delta, E – Echo, F – Foxtrot, G – Golf, H – Hotel, I – India, J – Juliet, K – Kilo, L – Lima, M – Mike, N – November,O – Oscar, P – Papa, Q – Quebec, R – Romeo, S – Sierra, T – Tango, U – Uniform, V – Victor, W – Whiskey, X – X-Ray, Y – Yankee, Z – Zulu.