Basic military
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陸 - Field ハミルトンは第二次世界大戦中、驚異的ともいえる100万個以上の軍用時計を供給しました。当時“ハックウォッチ”の愛称で米・陸軍兵士達から信頼を込めて呼ばれたハミルトンの時計。兵士たちは時間を合わせる際、リューズ操作でいったん秒針を止め “Hack”のかけ声で同時に秒針をスタートさせていました。この行動からハミルトンの時計は“ハック”ウォッチと呼ばれていました。共に戦った“ハック”ウォッチを持って帰還することは、兵士達にとって名誉勲章と同等の栄誉だったと言われています。
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海 - Navy 第二次世界大戦に際して米・海軍の要請でハミルトンが製作した「マリンクロノメーター」。太陽や北極星の位置を元に船の位置と経度を正確に計測する船舶用特殊時計の開発は、複数のメーカーに打診されたものの、採用に至ったのはハミルトンだけでした。その卓越したクオリティは、アメリカ海軍天文台に“Zero rate (特等級)”と称されたほか、1943年には第二次世界大戦で功績を収めた軍用時計として米・陸海軍から“E award”を受賞しています。
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空 - Aviation 1919年にアメリカ初の定期航空郵便の公式時計に採用された後、1930年代にはTWA、ユナイテッド、ノースウェスト各社の公認時計に認定されるなど、「空」においても技術力の高さを証明しました。第二次世界大戦時には、米軍のパイロット達にもハミルトンの軍用時計が支給され、秒単位での判断が求められるパイロットの過酷な任務を支えました。半世紀以上に渡る歴史をもつハミルトンの航空時計は、今日も南アフリカ空軍のアエロバティック飛行隊の公式パートナーをはじめ、世界の様々な飛行部隊を支えています。



