1919年、ハミルトンは、米国初の定期航空郵便の公式時計に採用されました。そして、アメリカが航空機時代を迎えた1930年代には、TWA、イースタン・ユナイテッド、ノースウエスト航空の公式時計に認定されました。

1926年、アメリカの探検家で海軍少将のリチャード・バードは、ハミルトンの時計と共に、初の北極飛行を成功させました。
そして1929年、リチャード・バードは、再び60個のハミルトンの時計と共に、初の南極大陸探検に挑みました。

1940年代、アメリカの海軍の要請を受けて、ハミルトンは船舶用の特殊時計「マリンクロノメーター」を製造しました。卓越した精度を誇ったハミルトンの時計は、アメリカ海軍から評価され、アメリカ軍に貢献した会社に送られる賞「Eアワード」を受賞しています。