Hamilton - American Spirit – Swiss Precision

The Movie Brand
ハミルトンとハリウッドの深い関係は、アカデミー賞にもノミネートされた1951年の映画『フロッグメン』から始まった。本部隊の敵地への上陸に先立ち、敵が敷設した障害物を爆破・撤去するなどの隠密潜水活動を行った通称“フロッグメン”と呼ばれた潜水工作員部隊の実話に基づく映画に採用されたのが、ハミルトンの時計だった。

1961年の映画『ブルー・ハワイ』には、主演のエルヴィス・プレスリーにふさわしい時計として「ベンチュラ」が選ばれた。独創的な左右比対称のフォルムを特徴とする「ベンチュラ」は、兵役を終えたエルヴィスがハワイに帰還する冒頭のシーンをはじめ、様々なシーンに登場。エルヴィスは「ベンチュラ」を気に入り、撮影後も自ら購入し永く愛用していたという。「ベンチュラ」は、映画『メン・イン・ブラック』で、トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスにも着用された。オールブラックのスーツ姿にスタイリングされた「ベンチュラ」は、エイリアンから地球を守るMIBエージェントたちの腕元で、強い存在感を示した。

エルヴィスに次いでその結びつきの深さが多く語られるのが、スタンリー･キューブリックである。映画史上屈指のSF作品『2001年宇宙の旅』の製作をすすめる中で、キューブリックは劇中に登場する時計の製作をハミルトンに依頼。「革新的で創造力に長けたハミルトンでなければ未来の時計を作ることは難しく、また具現できない」との思いがあったからと伝えられている。ハミルトンのデザインチームは、近未来的で奇抜な形状の腕時計と卓上時計を開発し、この名誉あるリクエストに見事に応えた。

時計は映画の演出に不可欠なアイテムであり、なかでもハミルトンの時計が重用される理由は、アメリカの時代背景はもとより、登場人物のキャラクターを明快に表現できるだけの個性的なデザインに他ならない。ハリウッドを通してみても、ハミルトンがアメリカを表現するウォッチブランドであることがはっきりとわかる。ハミルトンの時計は、過去60年以上に渡って、400以上ものハリウッド映画に登場。さらに近年は、ハリウッドに留まらず、ヨーロッパ各国や中国、そして日本の映画界からも絶大な支持を得ている。ハミルトンが登場する映画と着用したスターのリストには、年々話題作が書き加えられており、映画界におけるハミルトン神話は止まることを知らない。  

ハミルトンと映画界の繋がりは、劇中に登場する時計だけには留まらない。

ハミルトンは、監督、プロデユーサー、小道具や衣裳など、スクリーンの裏側で映画の成功に貢献した才能溢れるクリエイターたちを称えるアワード『ビハインド・ザ・カメラ・アワード』を主催している。

受賞者は、その年に公開され、または、カンヌ、トロント、ベニスの国際映画祭、米映画協会映画祭（Festival of the American Film Institute）に出品された作品の中から、以下11のカテゴリーにおいて、各カテゴリーの有識者の審査をもとに選出される。

• 映画監督
• スーパー・プロデューサー
• 脚本
• 美術監督
• 撮影監督
• 編集
• 衣装
• 小道具
• スタント監督
• 特撮監督
• 功労賞

ロサンゼルス・タイムズは“オスカーの栄冠を勝ち得るための通過地点”と高く評価したほか、過去の授賞式にはプレゼンターとして、ハリソン・フォード、アン・ハサウェイ、ダイアン・クルーガー、ショーン・ペンなど、ハリウッドの華やかな顔ぶれが登場。俳優とクリエイターとの深い絆を表舞台で垣間見ることができる、ハリウッドを代表するセレモニーとなっている。

ハミルトンと映画界との繋がりは、劇中に登場する時計だけに留まらない。 ハミルトンは、アメリカのロサンゼルス市 サンタモニカで開催される、世界最大級の映画見本市のひとつ『アメリカン・フィルム・マーケット（American Film Market）』の公式パートナーを務める。11月3日から10日までの期間中は世界中から映画関係者が集い、映画作品の上映や作品の売買、セミナー、パーティーなどが催される。

また、『アメリカン・フィルム・フェスティバル（American Film Festival）』では、次世代を担う映画クリエイターたちを支援する団体『ドリーム・アゴウ（DreamAgo）』と共に、若き脚本家を著名なプロデューサーや配給会社と引き合わせる“スピード・デート”形式のイベント『Hamilton helps DreamAgo Connect』を開催する。このイベントを通して、脚本の映画化を夢見る若き脚本家たちは、映画界のプロフェッショナル達に対して、自らの作品を直接プレゼンテーションする時間を数分間与えられる。

ハミルトンは、『アメリカン・フィルム・マーケット』の公式パートナーや『ドリーム・アゴウ』の支援という栄誉ある活動を通じて、ハリウッド映画界との絆をさらに深めていく。

アメリカン・フィルム・マーケット（American Film Market）
ハリウッド映画界の有力者、トレンドセッター、映画製作会社、映画配給会社が一堂に集う国際映画見本市。毎年、8000人を超える映画関係者が世界中から集う。
www.americanfilmmarket.com（英語サイト）

ドリーム・アゴウ（DreamAgo）
次世代を担う映画製作を支援する団体。経験豊富で熱意あふれる映画界の著名人を講師陣に迎え、世界中の若き脚本家に向けたワークショップ『Plume & Pelicule』を毎年開催している。
www.dreamago.com（英語サイト）

Tokyo Communication Arts卒業制作プロジェクト

次世代を担うクリエーター、東京コミュニケーションアート専門学校 CGクリエーター専攻の学生たちによる卒業制作作品。
ハミルトンの人気モデル「ジャズマスター オートクロノ」「カーキ パイロット オートクロノ」「カーキ オフィサー オート」「レディ ハミルトン」をテーマにした3DCGによるプロモーション映像。

Jazzmaster Auto Chrono	Khaki Pilot Auto Chrono
Khaki Officer Auto	Lady Hamilton